音楽の分類は?
音楽シーンで若い世代が聴くのはニャック・チェー(Nhac Tre・直訳すると若歌)。ドイモイ以後、欧米の影響が大で、越僑歌手がベトナムでも人気を博す傾向が強い。
ザンカー
日本のベトナム反戦世代の耳には親しまれ、“ベトナムのボブ・ディラン”の異名も取った音楽家チン・コン・ソン(Trinh Cong Son)や現役の大御所ファム・ズイ(Pham Duy)などの懐メロ系の歌、ザンカーも健在だ。
人気歌手もカフェで歌う
国民的な人気歌手は、男性はラム・チュン(Lam Truong)が筆頭。女性はCN女王化しつつある近年ミー・タム(My Tam)で、近年アジア圏へ進出するなど活躍は出色。ホーチミンでは音楽カフェが充実しており、ステージに立つトップクラスの歌手を間近に見ることができる。