計り知れない潜在的消費力
ベトナムの平均月収は現在100万ドン?200万ドン。ただし、「潜在的消費力」はこれを凌駕し、未知数のところが多分にある。
調査対象者の属性
今回の調査対象は、学生、国営企業勤務者、外資系企業勤務者、自営業者、工員など一般的なベトナム人であり、年齢は20代が53.9%と多くなった。
20代のなかでも80年代生まれの世代は「8X」と言われ、現在最も購買力が高いとも言われており、今回の調査に好適の層である。なお回答者の72%を占める女性だが、ほとんど全員が職を持ち自由に収入を利用できる層である。
月収と可処分所得
月収は100万ドン?200万ドンまでが39.3%で、ベトナム人の平均月収とほぼ一致した(参考:2005年上半期公務員・国営企業社員の平均月収150万ドン。ベトナム統計総局調べ)。
また1カ月の可処分所得は20万ドン?50万ドンが41.8%で最多であった。 ただし、このデータだけでは「携帯電話」「バイク」など高級商品を所有できるという実態を裏打ちする「潜在的消費力」を測ることは不可能である。実際に「何に興味を持ち、購入しているか」について注目することでその消費力は明らかになる。
ベトナム消費者実態調査2はこちらから
<アンケート回答者の属性>



