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2006年12月25日

ベトナムの人口

工場労働者の主力は地方出身の若者であることが多い
工場労働者の主力は地方出身の若者であることが多い
ベトナムを支える若年層

 2005年末の統計でベトナムの総人口は8312万人(前年比1.38%増)、このうち60%以上を25歳以下が占める。この豊富な若年層を見込み、外国企業の進出が相次ぎ、経済成長を促している。

 

都市−農村の格差
 都市と農村の別で見ると、後者が6089万人と圧倒的多数である。2006年のAPEC開催で“都市型のベトナム”が内外で報じられる機会も増えたが、ホーチミン市やハノイから車で30分も行けば、広がる大水田での農作業風景が目に入る、これら農村部の平均月収は、ベトナム統計総局によると2004年度は37万7000ドン(約25ドル)であり、数千ドルのバイクが人気を集めてしまう都市との格差は著しい。

都市人口増の流れ
 農業に従事する人口の割合が大きいのが現状だが、ベトナムは“経済社会発展方針”に沿い、2010年には農業従事者が人口の全体に占める割合を50%以下に引き下げる構えだ。これにより非農業分野での労働力が創出され、国全体を変える原動力になるだろう。

商都ホーチミン市の例
 他省・市からの人口流入が著しいホーチミン市の場合、600万の人口のうち、28.9%が地方出身者である。同市人口は2010年に720万人、2020年には1000万の大台に到達する見込みで、消費の中心としてさらに栄え、商品販売を狙う外国企業にとっても魅力を増すことは確実だ。

少子化傾向も
 人口増のさなか、国による家族計画運動により出生率は低下している。2005年4月に発表された調査では、合計特殊出生率が2.11で、人口維持に必要とされる約2.1を辛うじて上回った。この数字は、東南アジア(平均2.7)ではシンガポール(1.3)、タイ(1.7)に次いで低い。

結婚記念のアルバム撮影の風景。ベトナムでは近年富裕層を中心に“ハデ婚”が流行の兆し
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将来像は?

 ベトナムの人口は今後40〜50年間増加し続け、1億1500万〜1億2000万人程度で増加が止まる見込みだが、近年では都市部を中心に高学歴化と晩婚現象が表われ始めているのも事実であり、平均初婚年齢は2004年、1999年と比較して男性は1.4歳高く26.7歳、女性は0.7歳高く23.4歳となった。成長するベトナムも数十年後には、日本のような少子高齢化社会を迎えるのかもしれない。

(VietnamGuide.com)

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