VietJet Airの離着陸2便が、ハイフォンCat Bi空港の航空管制と連絡できず、予定を30分近く遅れる事故が発生した。飛行の安全にかかわる事故であるとして、航空局が詳しい調査を進めている。
3月9日、Cat Bi空港を23時45分に出発する予定だった、ハイフォン発ソウル行きVJ921便は、22時51分?23時24分に機長が空港管制との連絡を合計29回試みるも応答がなかった。管制が応答したのは23時41分のことだった。
同日、ホーチミン市発ハイフォン行きのVJ292便は、23時30分にCat Bi空港に着陸予定だったが、23時14分?23時38分にかけて、機長が10回に渡って空港管制に連絡したものの、応答がなかった。管制はようやく23時39分に応答した。
両便とも安全に離着陸したものの、空港管制が応答しなかったことは安全にかかわる深刻な事故である。
飛行管理総公社は、担当チームを管制業務から外し、ハノイから人員を派遣した。