ハノイ市バクマイ病院は3月1日、神経と膝関節手術用の支援ロボットの運用を始めた。神経・頭蓋手術用の支援ロボット導入はベトナムで初めて。
グエン・クオック・アイン院長によると、導入されたのはアメリカで最も近代的な膝関節手術用の「MAKO」と、神経手術用の「ROSA」(仏企業開発)。侵襲を最小限に抑えて手術でき、出血や痛みが少なく、回復も早い。
膝関節手術でのロボット活用は従来の手作業より精度が3倍高く、ROSAは難易度の高い神経疾患の手術が可能。患者は外国より安い費用で、国内で高度な治療が受けられるようになる。