南部航空港務局は8月17日、女性客室乗務員を叩いた男性客に1,500万ドン(約682ドル)の罰金を科したことを明らかにした。
13日夜、ハノイ発ホーチミン市行きVN255便のビジネスクラスに乗っていた男性は、携帯電話iPhone 6 Plusがなくなったことに腹を立て、乗務員の左頬を叩いた。
男性の話では、起きるとテーブルに置いていたはずの携帯電話がなくなっており、かけてみると着信したり、しなかったりした。乗務員が携帯電話を盗み、行為を認めないと思い手を上げたという。
一方で乗務員によると、着陸するなり乗客から、テーブルに置いていた携帯電話がなくなったと伝えられたが、着陸の際にテーブルを片付けた時には携帯電話はなかった。座席のクッションをひっくり返すなどして探したが見つからず、乗客はもう探さないでいいと言ったかと思うと、突然顔を叩いてきた。
男性が飛行機から降りて20分後、携帯電話はその乗客の座席の足もとで見つかった。
航空局は18日、航空各社に対し、この乗客の航空機利用を6カ月間に渡って拒否するよう求めた。