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2011年10月28日

果物熟成に薬品、人体に影響は

 果物を熟させる様々な薬品が農業資材店で販売されているが、利用者はこの薬品についてはっきりと理解していない。

 ドンナイ省ロンタイン県ビンソン村でドリアン園を営むホアさんは、「果物を熟させる薬品はどこにでも売っています。バナナ、パイナップル、釈迦頭、スイカを薬品に2日間浸すと黄色くなり、3日目にはきれいに熟し、4日目には腐ることもあります」と話す。

■薬品で成長促進

 薬品に浸す以外にも注射という方法がある。ドンナイ省トンニャット県にあるジャックフルーツ園の園長バウさんは、薬品と少量の水を調合し注射すると、10キロのジャックフルーツが3日ほどで熟すという。

 成熟度が7〜8度になれば、注射による最大の結果が得られたということだが、多くの栽培者はこれには関心を持たず、企業に十分な商品を供給できるかということだけに注目している。

 「彼らはジャックフルーツを買取りにやってきて、その場で注射します。10トントラックに3〜4本ほど薬品があれば十分ですよ」バウさんは言う。

 一部の地域ではマンゴーに薬品を噴きかけている。アンザン省でマンゴー園を営むドゥックさんは、「マンゴーは通常4カ月で熟しますが、これを使えば3カ月と10日で黄色くなり、販売価格は15〜20%高くなります」と話す。

 ドンナイ省ロンタイン市のいくつかの農業資材店では、どの店舗にもかなりの量のこの類の薬品が陳列されており、500mlのプラスチック容器に入ったものは3万5,000ドン(約1.8ドル)。カントー、ティエンザン、ベンチェー、ドンナイ省といった果物の栽培が盛んな地域でも簡単に探すことができた。

 ラムドン省ドンズオンで青果物を買上げているコイさんによると、遠方に輸送する果物は、輸送を簡単にするため青く硬いまま運び、市場で薬品を使って熟させる。

 ドンナイ省ビエンホア地域に毎日5トンほどのバナナを供給している業者は、輸送の前夜に熟成を促す液体につけると言う。この薬品はホーチミン市のキムビエン市場売られている30リットル入りのものだ。

■他国では使用禁止も

 農業農村開発省のファム・ヴァン・タン博士によると、果物を熟すためにエチレンやアセチレン、エセホンが使われている。害がないため、世界的にはエチレンが使われているが、アセチレンやエセホンよりも高価だ。アセチレンは多くの国で使用が禁止されているが、インド、バングラデシュ、ネパール、ベトナムといった一部の国では広く使われている。

 アセチレン中毒の症状は、喉の渇き、飲み込みにくさ、疲労感、吐き気、口の痒みなどがあり、エセホンも同様の症状が見られる。

 ホーチミン市科学技術院のチャン・ゴック・クエン博士によると、エセホンは皮膚がんを誘発するという研究結果がでたため、米国環境保護庁によって第1有害物質リストに加えられた。しかし、現在市場には多数の薬品が出回り、一部の科学者さえも把握できていない。

(Tuoi Tre)

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