ベトナム元日本留学生の会は、日本での震災に対しメンバーから寄付を募った。2日間で10万円および3,400万ドン(約1,700ドル)が集まり、この金額は全て、日本にいるメンバーを通じ、日本の赤十字に渡される。
在金沢ベトナム人留学生の会のフォーラムvietkindai.infoでも3月13日から、メンバーに支援を呼びかけており、2日間で40人あまりが10万5,000円を寄付した。この金額は全て、NHKを通じ寄付される。一部のメンバーは、献血にも参加している。
また8X世代フォーラムのメンバーであるホーチミン市経済大学の学生グエン・ティ・ホン・チャウさんも、メンバーに寄付を呼びかけた。「複数の若者のフォーラムで寄付が呼びかけられており、これを集めて日本の24時間テレビを通じ募金する」という。ホーチミン市外国語・情報学(HUFLIT)大学も15日、日本の被災者に対する寄付を募り、校内の学生や職員から1,420万ドン(約710ドル)が集まっている。
16日、ベトナム赤十字会中央の呼びかけを受け、ホーチミン市赤十字会も4月15日までの日本の被災者のための募金活動を開始、すでに6億5,000万ドン(約3万2,500ドル)が集まっている。
■ペトロベトナム、10万ドルを支援
ベトナム石油・ガスグループ(ペトロベトナム)は16日、日本の被災者支援のための義援金10万ドルを、在ベトナム日本国大使に渡した。石油分野全体の幹部、従業員から集まったもので、谷崎大使はベトナム国民また石油・ガス分野に謝意を述べるとともに、被災者支援のため早期にこの金額を国に送金したいとした。