グエン・タン・ズン首相は3月15日、ホーチミン市人民委員会と交通渋滞と洪水の問題を解決するための会議を開催した。
このなかで市人民委員会は政府に対し、旅客輸送事業を行わない7人乗り以下の自動車の登録書およびナンバープレートの新規発給の料金を、現行の200万ドン(約105ドル)から2,000万ドン(約1,050ドル)に引上げること、ホーチミン市地域における車両通行料として、バイク年50万ドン(約26ドル)、旅客輸送事業を行わない7人乗り以下の自動車年500万ドン(約263ドル)を徴収することを提案、首相はこれについて、市人民評議会および財務省からの意見を聞いた上で、インフラ投資財源の確保のためにこれらの金額を試験的に増額することを承認した。
また首相は、市内での交通違反の罰金を引上げる特別規定に関する市の提案も承認している。これによると、自動車については、規定に反したUターン、交通渋滞を引き起こす車両の停車・駐車、信号無視、進入禁止路への進入などについては、最低の罰金額を100万ドン(約53ドル)に引上げる(現行は10万ドン[約5.3ドル])。
バイクについては、信号無視、進入禁止路への進入、並走する行為などについて、最低の罰金額を50万ドンとする(同8万ドン[約4.2ドル])。