2007年5月から2009年9月まで、ホーチミン市Trung Vuong救急病院は525件の自殺患者を受け入れた。
一方ホーチミン市精神病院ではここ数年、精神病の治療に訪れる人が増えている。2006年は4万7,046人だったが、2007年は5万3,240人、2008年には6万3,546人になった。2009年10カ月では5万8,366人、うちうつ病が1万7,864人、ストレスや不安によるものが2万268人だった。
同院のファム・ヴァン・チュー副院長によると、以前は精神病という考えが人々に薄く、当時診察に訪れる人は毎日40人程度だった。しかし工業が発展し、精神的プレッシャーも多くなっている現在、ストレスや不安、憂鬱を感じる人が目立っており、毎日400人近くが治療にやって来る。
子供の患者も増えており、毎週およそ500人が病院を訪ね、両親や勉強からのプレッシャーから、憂鬱や不安を感じている。