日本のよさこい祭りで披露される賑やかな踊りは韓国やタイなどでも紹介され、ベトナムでは2007年4月に開催された日本さくら祭りで紹介された。
特に今年4月に路上で披露されて以降、ハノイの若者に人気になり、当時一つだけだったダンスグループは、ハノイスーパーよさこい、桃の花、桜の花(ヌイチュック日本語センター)、貿易大学グループなど11に増え、400人以上のメンバーが活動している。
ハノイスーパーよさこいのメンバーで、経営・技術大学2年生のクアンさんは、今年4月のさくら祭りで、音楽に合わせて楽しそうに踊る姿に惹かれたという。その後ウェブでグループと連絡を取り、メンバーになることを決めた。
賑やかな音楽が流れる中、若者たちは伝統の法被に身を包み、鳴子を手に調和の取れた踊りをする。いつも笑顔が踊る時の原則だ。ハノイスーパーよさこいのメンバーは40人超。グループは週に2回、来年のさくら祭りに向けて練習している。
よさこいは若者にとってのある種のサプリメントになっているようで、クアンさんは、笑顔一つはサプリ10服と同じと言う。ハノイ自然科学大学のズンさんは、よさこいは生活のバランスを保つのに良いと話す。
ハノイ自然科学大学4年生で、ハノイスーパーよさこい代表のチャンさんは、一部の大学で披露したところ、思いがけず好評だったと話す。グループでは、日本の音楽にベトナム語の歌詞、伝統のアオザイに身を包んだ独自のよさこいを作り上げたいと考えている。