ホーチミン市合気道会は7月13日、ベトナムに合気道が伝わって50年を記念する行事を開催した。日本生まれの合気道は、フランスで中園睦郎氏に師事したダン・トン・チ氏によって1958年にベトナムに持ち込まれた。
この50年の間、ホーチミン市で合気道を学んだ人は数万人にのぼり、ホーチミン市合気道会グエン・ヴァン・リン会長によると、現在は市内27カ所の道場で2,500人が稽古に励んでいる。会が設立された1988年以来、1,000人の受験者を対象に初段審査を行ってきた。財団法人合気会は、毎年ホーチミン市に師範を派遣している。