交通運輸省は、ベトナム空港総公社(ACV)親会社の企業価値を承認した。2014年6月30日時点で37兆9,190億ドン(約18億9,595万ドル)。
2013年度末時点の資本金は14兆6,930億ドン(約7億3,465万ドル)。2015年第2四半期のIPOを予定している。株式会社後に国は75%を保有し、25%を外部に売り出す。
ACVはロンタイン国際空港とノイバイ国際空港拡張という2つの大事業の投資主で、24社を傘下に持ち、全国で22の空港を管理、運営している。
2014年売上は8兆5,710億ドン(約4億2,855万ドル)で前年比0.86%増、税引き前利益は1兆2,560億ドン(約6,280万ドル)。売上と利益の半分以上がタンソンニャット国際空港とノイバイ国際空港によるもの。
2014年にはタンソンニャット空港サービス(SASCO)とサイゴン地上サービス(SAGS)という2つの子会社を株式会社化し、国の保有分の売却でいずれも投資家の関心を得た。