ビナフォンは7月30日、高速化規格「DC-HSDPA」導入により3Gのデータダウンロードの最大速度を42Mbpsに引上げることに試験的に成功したことを発表した。
容量5Gbitsの映像のダウンロードには従来12分42秒かかっていたが、DC-HSDPAの試験導入で2分7秒に短縮、容量5Mbpsの音楽8曲のダウンロードは1秒で済む。従来の6倍の速さで、ビナフォンはDC-HSDPAを導入した最初の通信会社となる。
すでにハノイ、ダナン、ホーチミン市で3G高速化に試験的に成功しており、2015年初めまでに全国展開を目指す。また同社は、通信速度を試験的に84Mbpsへ引上げるべく、設備供給業者と協力している。