ベトナムとカンボジアの医療分野で初めての投資協力事業であるチョーライ・プノンペン病院が1月13日、カンボジアの首都プノンペンで落成した。
2010年5月に着工、欧州水準の総合病院で、300床、各科が揃う。第2期には500床に拡大する。
この1年でカンボジア人医師ら160人がベトナムのチョーライ病院でトレーニングを受けている。また現在チョーライ・プノンペン病院にも、チョーライ病院の医師25人が交代で常駐し、現地医師の能力向上を支援している。
落成式でグエン・タン・ズン首相は、カンボジア国民の診療ニーズに応えるべく、ベトナムの各地方、企業、大病院の投資が続くことを期待すると話した。
フン・セン首相は、既存病院の負担を軽減し、診療のためベトナムを訪れることの多いカンボジア国民の治療費節減、リスク低減につながると述べた。