3月11日、日越友好議員連盟のベトナム側会長を務めるトー・フイ・ルア政治局員は、ベトナムを訪問している同連盟の元日本側会長・武部勤氏と会談した。
ルア氏は、近年非常に強く、深く発展している両国関係に喜びの意を示した上で、日本の効果的な支援を高く評価し、ベトナムは常に、両国国民の利益、地域と世界の平和と安定した協力、発展のために日越関係の進展を重視し、今後も拡大していくと述べた。
武部氏は、これまでの日越関係の全面的な発展を高く評価し、日本はベトナムとの戦略的パートナーシップの発展を非常に重視しているとした。武部氏は、日本・ベトナム友好議員連盟の会長は辞したが、将来のベトナムでの大型プロジェクト展開に向けて、戦略的パートナーシップの強化に引き続き貢献していくと話している。
12日、チュオン・タン・サン国家主席と会談した武部氏は、人材育成と両国関係の促進のため、ベトナムで日本の大学を建設したいと述べた。これに対しサン国家主席は、多くの分野で協力できる可能性があり、ベトナムは、教育をはじめとする各分野での投資協力プロジェクトを支持し、両国が関心を持つ問題について意見交換する準備があるとした。