ハノイ市では2009年、7,000台の車両がタクシーに新たに投入されている。うち4,000台が旧車両との交換で、3,000台が新規営業となっている。
現在同市では109の業者により1万2,000台を超えるタクシーがあるが、市交通運輸局によると、タクシー台数は2008年は9,000台でしかなかった。2009年の1万2,000台という数字から見ると、毎月300台のタクシーが増加していることになる。また2009年の交換車両4,000台から、市の新規登録車両の10台に2台はタクシーとなっている。
急増の理由として同局は、タンロン遷都1,000年にあたる2010年に多数のイベントが企画されているなどビジネス需要の急増と、税金などを安く抑えるために企業が車両の投資に走ったことが背景にあると見ている。