ある韓国企業がLEDテレビ初紹介の地としてベトナムを選んだことは、このメーカーの売上増から間違いでなかったことがわかる。しかしテレビ販売台数世界一をほこるTCLの投入で、全ての話は変わってきた。
ベトナム市場についてTCL Vietnam社のWang Cheng社長は、「ベトナムは潜在力に満ち、大きな消費力がある。2009年8月までに、弊社の売上は前年同期比40%上昇した。年間では50%に達すると見ている」と話す。
大きな需要と消費者の高まる要求の前に同社は生産技術、能力向上に投資するとともに、妥当な価格で最良の商品をもたらすことに力を入れてきた。LED X10シリーズ:価格帯2,590万?1億990万ドン(約1,523?6,464ドル)の発表は、ベトナムの中?高級市場を狙った事業戦略の重要な一部だという。
ホーチミン市やハノイでLEDテレビの購買力は急伸している。ハノイの大手家電販売店Media MartとPico Plazaによると、LEDテレビの販売は予想よりも伸びている。