JICAが120カ国の青年指導者を対象に行っている研修プログラムにベトナムから22?35歳の27人が参加した。▽農林水産業の発展、▽収穫後技術の発展と補助サービス、▽中小企業の発展というテーマごとに3グループに分かれ研修し、成果を報告書にまとめた。
収穫後技術の発展と補助サービスをテーマにした第2グループは、出発前から集合するなどして報告書作成時の役割分担を決めて研修にのぞみ、プログラムに参加したグループの中で最も高い評価を得た。
中小企業の発展について取り組んだ第3グループは計画投資省中小企業開発局クアンさんを中心に報告書作りを進めた。研修内容の多さで準備していた内容を修正する必要もあったが、報告書は審査員から高く評価された。
農林水産業の発展を担当した第1グループはこの分野の全景を描き出し、日本の専門家からも今後の協力事業に生かせると称賛された。
2007年から2008年1月にかけてベトナムの他、中国2団、インドネシア1団、ラオス1団が参加した経済に関するプログラムを終えJICA中部の専門家は、ベトナムの報告が審査員から最も高い評価を得たとし、これを日本語に翻訳し研究資料として役立てるとともに今後のプログラムの参考資料にすると話した。